沖縄県の台所「第一牧志公設市場」の商品を届けるサービス「出前市場」がクラウドファンディングを開始

こんにちは! 沖縄なうです。

食事だけではなく、お肉や野菜などの材料から日用品まで、第一牧志公設市場周辺で買えるすべての商品を配達することができるサービス「出前市場」を運営する株式会社出前市場(本社:沖縄県那覇市、代表:直野 秀一郎)は、更なるサービスの拡充を目指しクラウドファンディングに挑戦しました。

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株式会社出前市場とは

株式会社出前市場は、第一牧志公設市場周辺の商店街を活性化するため、地元商店の協力を得て日本初の非営利型共同宅配サービス「出前市場」をローンチした。

お客さんの来客を待つのではなく、大手宅配サービスに頼ることでもなく、自分たちの力で売り上げを伸ばすために自ら商品を届け販路拡大をはかるのが狙いです。

今までは、ひとつのお店だけで商品を配達するには、運送設備や人件費などのコスト負担が重く宅配業務を行うことは困難であり、既存の宅配システムでは手数料が高く売り上げが伸びても利益が上がらないという背景がありました。

そこで「出前市場」は、複数の個人商店が共同で運用する独自の宅配システムを構築し、販売金額の10〜20%をシステム料として徴収し、そのお金で配達員のお給料を支払う仕組みになっています。

また、販売のなかったお店に対しては負担が生じないため、課題であった固定費の心配がなくなり、リスクなしで出店できるのが最大のメリットとなっています。

出前市場

出前市場の配達エリアに住むユーザーは、出前市場に出店しているすべてのお店から欲しい商品を自由に選び注文することができ、注文された商品は全部まとめて配達スタッフが自宅まで届けるてくれます。

出前市場には現在25店舗が参加しており、お昼ごはんのお弁当から夕飯のお惣菜、肉や野菜、日用雑貨まで、コロナ禍でも外出せずに買い物を完結できるのが魅力の1つとなっています。

出前市場

クラウドファンディングに挑戦する背景

沖縄県民の台所として有名な第一牧志公設市場に隣接する複数の商店街は、2019年の夏建替工事による公設市場の一時移転で人の動線が変わったところから影響を受けはじめ、2020年の新型コロナウイルスで致命傷を受けていました。

最近ではGoToトラベルで来沖される観光客も若干増えていましたが、それでも今も客足は低迷したままの状態です。この危機的状況を打開し商店街を再生するためにも、非営利型共同宅配サービス「出前市場」が立ち上げられました、少しずつ認知度も上がってきていますが、それでも非常に厳しい運営状況にあるため、今回のクラウドファンディング挑戦にいたった経緯となります。

ご支援金はすべて、非営利型共同宅配サービス「出前市場」の運営費 (システム改善、加盟店の拡充と売上の改善、広告費、人件費等)に活用されます。

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