「ソーキそば」と「沖縄そば」の違いって分かりますか? 沖縄自慢のそばを全種類紹介

こんにちは! 沖縄なうです。

沖縄の自慢の1つに沖縄特有の料理というのがあります。本島から沖縄に来られる方の中にも沖縄料理を楽しむことを醍醐味の1つとしている方は多いのではないでしょうか?

そして、そんな沖縄料理の代表格といえば「ソーキそば」と「沖縄そば」なんですが、みなさんは「ソーキそば」と「沖縄そば」の違いをご存知でしょうか……? 

今回は「ソーキそば」と「沖縄そば」の違いを解説しつつ、他にもおすすめしたい沖縄自慢のそばの紹介をしていきたいと思います。沖縄でそばを食べる時に、間違えずに自分が望むそばを注文できるように、ぜひ参考にしてくださいね!

早速。みていきましょう!

ソーキそばと沖縄そばの違い

本題の「ソーキそば」と「沖縄そば」の違いを解説していきます。

ソーキそば

まずは、ソーキそばの歴史から振り返っていきましょう。

ソーキそばが生まれたのは、1970年代ごろ、沖縄が本土復帰を果たした頃だといわれています。

そして、ソーキそばのソーキとは、沖縄では「スペアリブ」のことを意味します。つまり、ソーキそばとは沖縄そばにスペアリブがトッピングされたそばのことを表しているのです。

もともと、沖縄そばは単体で販売されていましたが、あるお店でスペアリブをトッピングして提供したところ、爆発的に人気が出るようになったそうです。

沖縄そばにスペアリブをトッピングするなんて、凡人には考えもつかないようなアイデアで最高ですよね。我々、沖縄好きが今ソーキそばを楽しんで食べられるのも、最初に思いついた先人のおかげです! 本当にナイスアイデアでした!! ありがとうございます!!!

ソーキそばの味の秘密と気になるカロリー

ソーキそばのソーキには、沖縄産の黒糖や、泡盛、醤油を使って甘辛く仕上げたスペアリブを使います。

もうこの時点で美味しいことは確定したのですが、スペアリブには2種類あり固い骨が付いた「本ソーキ」と、軟骨が付いた「軟骨ソーキ」などがあります。

そして、気になるソーキそばのカロリーは、ざっくり620から700カロリー程なので、白米約2杯分となります。ソーキだけでカロリーの半分を占めてるのでソーキのサイズにもよりますが、ダイエット中の方でも気にせずに食べても大丈夫かもしれませんね!

スープまで全部飲んでしまうと、もう少しカロリーが高くなるかもしれませんのでお気を付けください。

沖縄そば

次は「沖縄そば」の特徴を解説していきます!

もうすでにお気づきの方もいるかもしれませんが、沖縄そばは「ソーキをトッピングしないそば」のことなんです!!! つまり、トッピングのない沖縄そばが「沖縄そば」で、ソーキをトッピングするのが「ソーキそば」なんです。

両方の根幹となる「沖縄そば」の歴史は諸説あるのですが、今回は中でも一番有名なものを紹介します。

それが14世紀後半に「明」から伝わったという説です。

実は中国の文化が取り入れられているんですね。そして、その当時は高級料理として、宮廷で出されていたようです。

今は多くの人が気軽に食べれるようになったため、時代が進んできたことに感謝ですね!!

昔の沖縄そばは豚骨スープを作り、そこに醤油を加え、ネギなどをトッピングしたスタイルだったようです。今は塩ベースのそばに変わり、より多くの人が食べれるように改良されていったんですね。

気になる沖縄そばのカロリーと名前の秘密

沖縄そばのカロリーは280カロリー前後となっています。

ソーキそばに比べて、スペアリブが乗っていないなど、やはり少なくなるのは納得ですね。少しでもカロリーが気になる方は、沖縄そばから試してみることをおすすめします。

また、沖縄そばはソーキそばの名前で分かるようにトッピングによって名前が変わっていきます。

例えば、「三枚肉」を乗せれば「三枚肉そば」になり、「てびち」を乗せれば「てびちそば」になり、野菜を乗せれば「野菜そば」になり、ゆし豆腐が乗れば「ゆし豆腐そば」に変わります。

沖縄そば+トッピングによって名前が変わるんです。

他にも美味しい沖縄自慢のそば紹介

「沖縄そば」や「ソーキそば」の他にも、沖縄特有の美味しいそばがあるので、その中でも代表的なものを3つ紹介していきます!

  • 大東そば
  • 宮古そば
  • 八重山そば

大東そば

大東そばは、沖縄県の南大東島にある沖縄そばの一種です。

面が非常に太く、縮れているのが特徴的です。あっさりとしたスープとの相性がばっちりです。麺はコシが強く、南大東島の海洋深層水を使って作られているそうで、美味しくないわけがありません!

宮古そば

宮古そばは、沖縄県の宮古島で人気でポピュラーな沖縄そばの一種です。

麺が細めで縮れがないことが特徴的で、野菜などのトッピングは通常の沖縄そばと替わりはありません。しかし、昔は「贅沢を隠す」という意味が込められていたそうで、トッピングを麺の下に隠して提供していたそうです。

八重山そば

八重山そばは、細めで縮れがなく、ストレートの麺となっており、麺だけ見ると少しラーメンに似ているかもしれません。

八重山諸島で食べられている沖縄そばの一種で、一般的な沖縄そばに比べると、甘い味付けとなっています。また、かまぼこが乗っているのも特徴的で、ぜひ一度食べて欲しいおすすめの沖縄そばです!

沖縄県民が好むおすすめそば

沖縄県民はどれを一番に選ぶのかを知りたくて、沖縄県民だけではありませんが人気の沖縄そばを「沖縄なう」で調べてみました!

結果、特に人気だったのはこれらの沖縄そばでした。

  • 普通の沖縄そば
  • 八重山そば
  • ソーキそば

沖縄にはたくさんの沖縄そば屋さんがありますので、訪れた際にはぜひたくさんの沖縄そばを食べてみてください。

自宅で沖縄そばを食べる方法

これだけ、沖縄そばの話しをしていると食べたくなってきてしまいますね!

ただ、今はコロナでなるべく外出は控えないといけない……。……。ということで、最後に自宅で沖縄そばを食べる方法について解説していきたいと思います!

方法としては3つあり、以下の通りです。

  • EC、通販で購入する
  • レシピ通りに自宅で作る
  • 配達注文

シンプルに買うか作るかなのですが、沖縄そばの作り方とレシピも細かく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

EC、通販で購入する

まずはECショップ、通販サイトで沖縄そばを購入する方法です。

本島住まいの方や、配達範囲内に沖縄そば屋さんがない方で、自分で作ることは絶対にしないという強い意思決定をしている方には、この方法がおすすめです。

レシピ通りに自宅で作る

なければ作る! 料理とはそうゆうものです!!

まず、沖縄そばを作るにあたって用意するものは下記の通りです。

  • 沖縄そば
  • 豚肉
  • 青ネギ
  • 醤油
  • 砂糖
  • みりん
  • 泡盛

具材を用意したら、早速沖縄そばを作っていきましょう!

ステップ①:スープを作る

豚肉をまずは沸騰させるまで茹で、灰汁を取りましょう。

灰汁を取ったら、次はスープにカツオだし、もしくは昆布だしを入れ、塩、醤油を加えて煮込んでいきます。

実は、沖縄そばは「スープを作れば完成」と言っても過言ではありません。あとは麺を茹でて、ネギなどの野菜をトッピングするだけだからです。

上記のスープを、できれば3時間ほど煮込み、豚肉に味が染みて、軟らかくさせることがポイントです!

ステップ②:麺を茹で、トッピング

次は沖縄そばを茹でていきましょう。

固めなのか、柔らかめなのかは人によって違いますので、好みで決めましょう。

トッピングに関しては、基本的には先ほどの豚肉と、ネギが王道ですが、八重山そば風にしたい方は、かまぼこを乗せても面白いかもしれませんね。

以上の2ステップが沖縄そばを自宅で作る方法でした!

配達注文

近くに、配達営業をしている沖縄そば屋さんがある方が条件となりますが、これが一番美味しい沖縄そばを自宅で食べる方法だといえます! やはりプロがちゃんと作る料理が最高です!!

まとめ

「沖縄そば」と「ソーキそば」の違いを歴史から紹介し、美味しい沖縄そばの紹介と自宅で食べる方法について紹介してきましたが、本当は沖縄で食べる沖縄そばが一番なので、コロナが落ち着いた時には、ぜひ一度沖縄にお越しになって、美味しい沖縄そばを食べてみてください。

以上、沖縄なうでした。

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