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復帰50年・基地のない平和で誇りある豊かな沖縄をめざす オンライン県民大会

URLから⽣配信  https://youtu.be/kdrUBnU24l4

■開催趣旨
 沖縄が本土復帰して50年の節目を迎えようとしています。太平洋戦争末期、沖縄は本土決戦を先延ばしするための「捨て石」にされ、県民の4人に1人が犠牲となりました。多くの貴い人命だけでなく、かけがえのない文化遺産も失いました。

 戦後も、1952年4月28日に発効されたサンフランシスコ講和条約によって、沖縄は日本から切り離され、引き続き米軍占領下におかれました。

 米軍占領下の27年間では、銃剣とブルドーザーによる土地の強制接収で米軍基地は拡大され、幾多の残虐非道な米兵犯罪や事件・事故によって人間としての尊厳は踏みにじられました。虐げられてきた県民は本土に復帰することを願い、島ぐるみで闘争しました。

 沖縄の本土復帰を控えた1971年11月。琉球政府の屋良朝苗主席は、沖縄県民の声を国会に届けるため、「復帰措置に関する建議書」を作成しました。「県民が復帰を願った心情には、結局は国の平和憲法の下で基本的人権の保障を願望していたからに外なりません」。屋良建議書に綴られているように、県民の願いは、平和憲法のもとでの基本的人権の保障であり、基地のない平和な沖縄であり、地方自治権の確立や、県民本位の経済開発等でした。

 本土復帰から50年。屋良建議書に示されたような、私たち沖縄県民の願いは実現したでしょうか。日本国土の0.6%しかない沖縄に、約70%もの米軍専用施設が集中しています。さらには、県民投票で示された埋立反対の民意を無視し、辺野古新基地建設を強行するなど、政府の姿勢は断じて許されません。また、子どもの貧困、低い県民所得、いまだに多くの課題も山積しています。
本土復帰に託した県民の願いを実現することは、今を生きる私たちの責務ではないでしょうか。

■県民大会 主な登壇者
平良亀之助 (元琉球政府職員)
石川元平 (元沖教組委員長)
新川秀清 (第4次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団長)
大城喜代子 (県女性団体連絡協議会 前会長)
オーガニックゆうき (小説家・第8回アガサ・クリスティー賞受賞者)
元山仁士郎 (県民投票の会代表)

復帰50年県民大会実行委員会(概要)
■住所:〒904-1106 沖縄県うるま市石川2421-2
 TEL 090-1943—0873
■事務局長:山内 末子 (沖縄県議会議員)
■県民大会実行委員会について
 今年は沖縄が日本に復帰して50年の節目を迎えるが、「県民が復帰に託した願いは実現されたのか」と、多くの県民が疑問を感じている。基地問題をはじめ、沖縄の様々な課題や現状、県民の思いを日本政府および国内外に訴えるために、県民大会を開催しようと、今年4月に沖縄県議会与党の4会派が呼びかけて結成された実行委員会。
当初は、1万人規模の屋外での大会を計画していたが、沖縄県の新型コロナ感染急拡大を受けて、急遽オンライン配信での開催となった。
オンライン県民大会を通して、復帰50年の意味や、県民の思いを国内外に発信したい。

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